【速報】ヴィーナス2のエンジンが復旧 自力航行で壱岐に入港し全員下船
速報です。
唐津海上保安部によりますと、午前10時すぎ、旅客船ヴィーナス2のエンジンが復旧し、自力での航行を開始したということです。
午後10時20分すぎ、長崎・壱岐市の芦辺港に入港しました。船体の周辺で油の流出はないということです。
大人46人、子ども1人の乗客に体調不良者やケガ人はなく、全員下船したということです。
エンジンの故障の原因を調査中です。
これは午前8時20分ごろ、博多と壱岐・対馬を結ぶヴィーナス2から「エンジンがかからなくなった。南に流されている。乗客46人が乗っていて救命胴衣を着用している」と118番通報があったものです。
通報があったとき、船は長崎県壱岐市芦辺町の左京鼻から北に1.3キロの場所にあったということです。
羽田航空基地特殊救難隊や福岡海保の巡視船むろみ、唐津海保のまつうらなどが出動し、午前9時40分ごろ、巡視艇いきぐもが船を発見しました。
船は午前7時に対馬の厳原を出発し、壱岐経由の博多行きでした。壱岐に着く前にエンジントラブルが起きたということです。