“不登校”めぐり連携強化 フリースクール・学校が意見交換会 福岡県北九州市
不登校の子どもたちが増加する中、北九州市で6日、フリースクールと学校、教育委員会の関係者が意見を交わしました。
6日午後、北九州市の教育センターで開かれた意見交換会には、市内の小中学校の校長やフリースクールの職員など約30人が出席しました。
意見交換会は、不登校の児童・生徒がフリースクールを活用して将来の社会的な自立を目指すとともに、登校を希望した際にはスムーズに学校に復帰できるよう連携するため、おととしから開かれているものです。
福岡県内の公立小中学校で不登校となっている児童・生徒は昨年度1万4943人に上り、その数は年々増えています。
6日は、フリースクールで学ぶ楽しさを知った子どもが学校にも少しずつ通えるようになったケースなどが報告されました。
参加者は、不登校の子どもたちの学びの場を確保するために、連携することを確認しました。