九州の特産品も堪能! 福岡空港国際線の新エリアお披露目 12月1日オープン
東アジアトップクラスの国際空港を目指して、新しいエリアが完成です。福岡空港国際線の北側に延伸したコンコースが、12月1日のオープンを前にお披露目されました。
日本の四季を感じられる空間や九州の特産品を使った料理を楽しむことができるのは、福岡空港国際線に新しく完成した、北側コンコースにある待合エリアです。
福岡空港では2025年春の完成を目指して滑走路の増設工事が進められていて、それに伴い整備されました。
新しい待合エリアには、直接飛行機につながる『旅客搭乗橋(ボーディングブリッジ)』が6つ作られました。
■永石莉里子 記者
「こちらの搭乗ゲートを通ってエスカレーターで下り、通路を渡ることで飛行機に乗れるようになりました。」
国際線では飛行機に搭乗する際、これまでバスで移動しなければならないケースもありましたが、搭乗橋が新設されたことで、スムーズな乗り降りができるようになりました。
また、海外につながる玄関口として、空間づくりにもこだわりがあります。
■福岡国際空港 国際施設開発推進部・鯵坂裕子 部長
「日本らしさ、福岡らしさを感じられる空間をつくりたいと考えました。」
椅子の背面に取り入れられた博多織の模様や、大川組子をあしらった行灯(あんどん)など、出発の時間ギリギリまで福岡らしさを味わうことができそうです。
待合エリアにはレストランもあり、九州の特産品を料理にも取り入れています。
■永石記者
「九州産のお肉をつかったどんぶりです、いただきます。ソースとご飯の相性が抜群です。景色を堪能しながら贅沢な味わいです。」
■鯵坂部長
「“コロナ”前も(1年に)690万人のお客様をお迎えして、大変混雑していた福岡空港でした。多くのお客様を心地よい空間でお迎えできる福岡空港を目指すしてまいります。」
現在は、1か月あたりの旅客数が“コロナ禍”前を上回るまで回復した福岡空港国際線の新たに整備された北側コンコースは、12月1日にオープンします。