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高齢者施設の入所者を刃物で刺し殺害した疑い 70歳の男を容疑者死亡のまま書類送検 動機は不明 北九州市

2024年9月12日 19:19
高齢者施設の入所者を刃物で刺し殺害した疑い 70歳の男を容疑者死亡のまま書類送検 動機は不明 北九州市
容疑者死亡のまま書類送検

北九州市小倉南区の高齢者施設で入所者2人が死亡した事件で、死亡した70歳の男が、もう一人の入所者を殺害した疑いで12日、書類送検されました。

ことし3月、北九州市小倉南区の養護老人ホーム「徳寿園」で、入所していた永川毅さん(当時79)と、当時70歳の入所者の男が死亡しました。

2人は刃物による刺し傷などがあり、死因は失血死でした。

警察は防犯カメラの映像や現場の状況などから、死亡した70歳の男が永川さんの部屋に入り込み、刃物で刺すなどして殺害した疑いが強まったとして、容疑者死亡のまま男を殺人の疑いで書類送検しました。

男は、事件後に自殺を図ったとみられています。

警察によりますと、動機は分かっておらず、死亡した2人の間にトラブルなどは確認できなかったということです。