【中学生2人殺傷】事件への関与を否定しない趣旨の話　16日から2か月間の鑑定留置へ　北九州市

12月、北九州市で中学生の男女2人が殺傷された事件で、女子中学生を殺害した疑いで再逮捕された男が、事件への関与を否定しない趣旨の話をしていることが分かりました。

北九州市小倉南区のファストフード店で中学3年の男女2人が殺傷された事件では、近くに住む平原政徳容疑者（43）が、女子中学生に対する殺人の疑いで再逮捕されています。警察の調べに対し、平原容疑者は「認めない」と話し、容疑を否認しています。

一方、15日夜に取材に応じた弁護人によりますと、平原容疑者は事件への関与は否定しないものの、殺意については認めない趣旨の話をしているということです。

捜査関係者によりますと、福岡地検小倉支部は平原容疑者の刑事責任能力を調べるため、16日午後からおよそ2か月間、鑑定留置し精神鑑定を行う方針です。