「強盗ですけど、お金を入れて」カラオケ店で従業員に刃物を突きつけ現金を奪う　男は逃走中　客として来店　福岡・筑紫野市

25日早朝、福岡県筑紫野市のカラオケ店で男が従業員に刃物を突きつけ、現金8万円余りを奪って逃げました。男は刃を出したカッターナイフのようなものを突きつけたということです。

警察によりますと、25日午前4時50分ごろ、福岡県筑紫野市塔原東のカラオケ店で、客として来店していた男が男性従業員に刃物を突きつけ「強盗ですけど、お金を入れてください」と袋に金を入れるよう要求しました。従業員が拒むとカウンターに押し入り、レジから現金8万1000円を奪って逃げたということです。

当時、ほかの客はおらず、ケガをした人はいませんでした。

逃げた男は20代くらいで、身長165センチくらいの中肉、黒髪で眼鏡と白いマスクをして、黄色っぽい半袖シャツと黒っぽい長ズボンを着用していたということです。

男は24日の夜から1人で店を利用していて、閉店時刻が近づき従業員が退店を求めたところ「金は持っていないので人に持ってきてもらう」と話した後、刃物を取り出したということです。

警察は強盗事件として男の行方を追っています。

その後の調べで、男が突きつけたのは、刃を出した状態のカッターナイフのようなものだと分かりました。