不正解→正解に 職員室のロッカーに保管していた答案用紙が書き換えられ点数が上がっていた 佐賀西高校
答案用紙の書き換えが判明
佐賀県屈指の進学校・佐賀西高校で県下一斉の模擬試験が行われた後、生徒4人の答案用紙が改ざんされ、点数が上がっていたことが分かりました。
佐賀西高校によりますと、1月6日と7日、1年生と2年生およそ560人が県下一斉の模擬試験を受けました。
採点後の答案用紙は10日に返却されましたが、放課後、1人の2年生が自分の書いた答えに手が加えられていると申し出たということです。
その後、ほかの2年生3人の答案用紙にも、加筆や書き換えが見つかりました。
答えが改ざんされていたのはいずれも同じ科目で、4人とも、不正解が正解になっていたということです。
答案用紙はこの科目を担当する教員が採点し、職員室のカギのないロッカーに保管していました。
これまでの聞き取り調査で関与した人物は見つかっていませんが、佐賀西高校は「生徒・保護者の信頼を裏切る行為で、大変申し訳ない」とコメントしています。