西日本最大級!“食”の展示会『フードスタイル九州』始まる 全国1000以上の企業など集結
“食”に関係する企業や団体が集まる商談展示会が14日から福岡市で始まりました。西日本最大級の展示会『フードスタイル九州』のことしのテーマは『輸出』『観光』『環境』です。
■中村安里アナウンサー
「マリンメッセ福岡の会場は、“食”にまつわる商品で埋め尽くされています。人もかなり多くにぎわっています。」
ことしで7回目となる『フードスタイル九州』には、全国から過去最多となる1000以上の“食”に関係する企業や団体が参加しています。
東南アジア向けの『輸出』に力を入れる長崎県松浦市の漁業協同組合は、とらふぐの生産量が日本一を誇ります。
■新松浦漁業協同組合・椎山篤 統括部長
「日本産のものは需要が高い。安全・安心・清潔で非常に皆さん興味を持たれているので、トラフグだけに限らず、いろんな魚を輸出に向けてチャレンジしてみようと思っています。」
『環境』に配慮した素材で作られたものもあります。
■中村アナウンサー
「こちらのコーナーには、お米でできたスプーンやうちわなどがありますが、中にはランドセルもあります。」
長崎県の石油類販売会社は“脱プラスチック”を目指し、『米』由来のプラスチックでランドセルを作りました。
■アポロ興産株式会社 石油化学部・馬渡清伍 主任
「年間で7万トン廃棄されているが、廃棄されるお米からプラスチックに混ぜて、こういった製品を作っています。従来のプラスチックと比べて、CO2の削減の効果が見込めます。」
全国から数多くの新商品が並ぶ中、バイヤーが足を止めていたのが、福岡の観光地・太宰府天満宮の参道近くに去年オープンした洋菓子・カタラーナの専門店です。太宰府産の卵を使った6種類の『タルトカタラーナ』を開発しました。
■アマリージョ・熊本賢一郎 代表
「お店が太宰府のほうにありますので、今後その太宰府っていう町を盛り上げたい。全国に向けて商品を出していきたという気持ち。」
新たなビジネスチャンスにつなげてほしいと開かれている今回の商談展示会は、11月15日まで福岡市のマリンメッセ福岡で開かれています。