小学生がオンラインで美術館の作品を鑑賞 授業でタブレットの映像を動かしながら展示室を探検 北九州市
北九州市の小学生がデジタル技術を活用した映像で美術館訪問を疑似体験しました。
北九州市八幡西区の八枝小学校では12日、タブレット端末を使って北九州市立美術館に展示されている作品を鑑賞する授業が行われました。
参加した4年生の児童は、デジタル技術を活用した映像を動かしながら展示室を自分で探検しました。
■小学生
「探検をしている時に自由に作品を見られて、じっくりと見られるところが良かったです。」
「その作品がなぜ作られたとか、いろいろな理由が知られたらいいと思います。」
北九州市では今年度から、バス代の高騰などを理由に、実際に美術館を訪れる授業を取りやめる一方、去年12月以降、訪問を疑似体験する授業を一部の小学校で試験導入しました。
一定の教育効果が確認できたことから、今後、すべての小学校での導入を検討しているということです。