国指定の名勝「九年庵」 新緑に包まれた庭園を一般公開
国の名勝に指定されている佐賀県神埼市の九年庵で、4日から春の一般公開が始まりました。
佐賀県神埼市の九年庵には、午前8時半のオープンと同時に多くの人が訪れました。
紅葉の名所として知られる九年庵は、明治時代に佐賀の実業家が9年の歳月を費やして築いたことが名前の由来とされています。
庭園にはツツジやモミジなど、60種類およそ700本の樹木が植えられていて、毎年、春と秋に期間限定で一般公開されています。
訪れた人は、明るい日差しに照らされた鮮やかな新緑やコケを写真に撮るなどして、心やすらぐ時間を楽しんでいました。
■入園者「(九年庵は)初めてです。緑が本当にきれいだなと思って癒やされます。」
九年庵の一般公開は6日の午後5時までで、高校生以上の入園には500円の美化協力金が必要です。