【処分】佐賀県 窃盗容疑で逮捕・起訴された臨時職員の男を懲戒免職に 男は県の面会を拒否
福岡県内の住宅に侵入し、現金や貴金属などを盗んだとして、佐賀県の臨時職員の男が懲戒免職となりました。
31日付で懲戒免職となったのは、佐賀県農業試験研究センターの臨時職員・新谷昌一郎容疑者(45)です。
佐賀県と警察によりますと、新谷容疑者は、ことし4月、福岡県筑後市の住宅に侵入し、ネックレスや指輪など合わせて14点、457万円相当を盗んだ疑いで、ことし9月に逮捕され、その後起訴されました。
さらに、ことし6月にも福岡県大木町の住宅に侵入し、現金60万円などを盗んだ疑いで、今月16日に再逮捕されています。
佐賀県は、新谷容疑者から面会を拒否されていて話を聞くことができていませんが、起訴されていることなどを総合的に判断し、 懲戒免職にしたということです。
新谷容疑者はことし7月に採用されたばかりで、佐賀県の泉智徳総務部長は、「本県採用前の行為とはいえ、逮捕・起訴されたことは誠に遺憾。今後とも職員の服務規律の保持に努めていく」とコメントしています。