著名人をかたるSNSの投資広告を通じてウソの投資話 3200万円をだまし取られる 融資を申し出たあと「出金するには返済を」佐賀
著名人をかたるSNSの投資広告を通じて知り合ったアカウントの人物から投資を持ちかけられ、佐賀市の40代の女性が現金3200万円をだまし取られました。融資の申し出を受け入れたところ「利益を出金するためには融資金を返済する必要がある」と指示され、送金したということです。
佐賀市の40代の女性はことし1月、SNSに表示された著名人をかたる投資広告を閲覧し、自称、日本人女性や投資の専門家を装ったアカウントの人物から別のSNSに誘われ、投資サイトを紹介されました。
投資名目で現金を振り込んだほか、投資サポーターを名乗るアカウントからの融資の申し出を受け入れました。
その後、「利益を出金するためにはまず、融資金を返済する必要がある」などと指示され、2月から4月にかけて指定された口座に16回にわたり、あわせて3219万5000円を送金してだまし取られました。
すべてSNSでのやりとりだったということです。警察は会ったこともない相手からのお金の要求やもうけ話は詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼びかけています。