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福岡県内の感染症状況 インフルエンザ患者が増加傾向 服部知事「ワクチン接種検討を」

2023年11月9日 16:12
福岡県内の感染症状況 インフルエンザ患者が増加傾向 服部知事「ワクチン接種検討を」
福岡県でインフルエンザ患者が増加傾向

先週1週間の福岡県内の感染症の状況が発表されました。インフルエンザ患者の増加傾向が続いています。また、咽頭結膜熱、いわゆる“プール熱”は患者数は減少したものの、警報レベルが続いています。

福岡県によりますと10月30日から11月5日までの1週間の定点把握で、インフルエンザの感染者は1医療機関あたり、22.29人でした。前の週と比べて1.09倍で、6週連続で注意報が発表されています。

また、“プール熱”の感染者は前の週より減りましたが、1医療機関あたり6.51人の感染が報告されていて、9週連続で警報が発表されています。

福岡県の服部知事は9日の会見で、注意を呼びかけました。

■福岡県・服部知事
「“プール熱”に加え、インフルエンザも例年の同じ時期と比べるとかなり大きくなっています。(インフルエンザについて)特に高齢の人、基礎疾患をお持ちの人はワクチンの接種も検討いただきたい。」

福岡県はインフルエンザ、“プール熱”ともに飛まつや接触によって感染するため、手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。