【災害ボランティア】高校生が農園の土砂撤去を手助け 1年3か月前の記録的大雨の被災地【福岡・久留米市】
2023年7月の記録的な大雨で土砂が流れ込んだ福岡県久留米市の農園で、福岡市の高校生たちが土砂の撤去を手伝うボランティアに参加しました。
20日午前、久留米市田主丸町竹野の「山口農園」では、NPO法人・日本九援隊や福岡市の福岡舞鶴高校の生徒など、約120人が畑の復旧作業にあたりました。
竹野地区では、去年7月の記録的な大雨の際に土石流が発生し、「山口農園」にも大量の土砂が流れ込みました。
ボランティアに参加した高校生たちは、くわやスコップを使いながら、畑に入り込んだ石などを、丁寧に取り除きました。
■参加した高校生(17)
「大変ですけれど、来た時より(畑が)変わっているのでいいなと思います。」
■山口農園 山口利明さん
「感謝しております。1年数か月の間、土砂が流れてきて手つかずだった。」
日本九援隊では、竹野地区などで復旧・復興に向けたボランティアを続けていますが、人手が不足しているということで、多くの人に参加してほしいと呼びかけています。