【影響】日韓の知事会議を見送り 「非常戒厳」めぐる対応で韓国側が参加できず 幹部級の交流を調整 佐賀
韓国の大統領による「非常戒厳」宣言の影響で、福岡と佐賀の県知事も参加予定だった日韓の知事会議の開催が見送られることになりました。
佐賀県嬉野市では7日から2日間、福岡県の服部知事や佐賀県の山口知事、韓国の釜山市長など日韓の自治体トップ8人が集まり、会議が開かれる予定でした。
しかし、佐賀県によりますと、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「非常戒厳」宣言をめぐる対応で、韓国側の4つの自治体のトップがいずれも参加できなくなり、トップレベルでの会議の開催は見送られることになりました。
この会議は「日韓海峡沿岸県市道交流知事会議」として、1992年から毎年、各自治体の持ち回りで開かれています。
ことしは「スポーツ文化による地域活性化」などをテーマに、嬉野市で開催されることになっています。
トップレベルでの会議を見送る代わりに、7日からの2日間、副知事など幹部級の交流を調整しているということです。