「金もうけをしたかった」大麻900グラム・コカイン170グラムを営利目的で所持か 20代の男2人を逮捕・起訴 北九州市

大麻やコカインを密売目的で所持したなどとして13日、北九州市の20代の男2人が逮捕・起訴されました。
麻薬取締法違反の罪で逮捕・起訴されたのは、北九州市小倉北区の浜川凌摩被告(23)と伊藤友被告(23)です。
九州厚生局麻薬取締部によりますと、浜川被告と伊藤被告はことし1月、北九州市小倉北区のアパートで、大麻およそ900グラムやコカインおよそ170グラムなどを営利目的で所持していた罪に問われています。
さらに、いわゆる“おとり捜査”を行っていた麻薬取締官に対し、営利目的で麻薬を譲り渡した罪にも問われています。
麻薬取締官は法律上、捜査のために実際の麻薬を譲り受けることが認められています。
■加藤雅大記者
「男らは、こちらのスマートフォンでSNSを使い、大麻やコカインを譲り渡していたということです。」
2人はSNSで大麻を指す隠語などを使って客を募り、秘匿性の高い「テレグラム」に誘導した上で、密売を行っていたということです。
これまでの売り上げは数千万円に上るとみられ、2人は「金もうけをしたかった」などと、容疑を認めています。