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「ママにぱんぽこあげる」子育てあるあるでCM制作へ…人形劇CMプロジェクト第三弾 福島

2024年7月22日 18:58
「ママにぱんぽこあげる」子育てあるあるでCM制作へ…人形劇CMプロジェクト第三弾 福島

中テレと福島民友新聞が共同でお届けするふくしま子育て応援隊です。

去年4月に始まったふくしま子育て応援隊は新たな形でメッセージを発信します!それが…視聴者のみなさんの子育エピソードを題材にした人形劇CMです!

■人形劇団ひとみ座劇団員(福大卒)山下潤子さん
「子どもは社会を元気にさせる存在です」

協力してくれるのは、福島大学出身!あのひょっこりひょうたん島を手掛けたプロの人形劇団ひとみ座の劇団員、山下潤子さん。そして…保育士や幼稚園の先生を目指し、山下さんに授業で人形劇の指導を受けた福島大学の学生たちです。みんなで子育てを支える社会を目指して。CMプロジェクト 第3弾です。

子育てへの関心を持ってもらおうと進めている人形劇CMプロジェクト、6月、題材となる子育てエピソードを募集したところ、90を超えるご応募を頂きました。お寄せくださったみなさん、ありがとうございました。
一部をご紹介します。バボさん。から。
一人で遊んでいる~!よしよし!今のうちに…と家事を進め、一段落。息子に目をやると!ティッシュの山に、散乱しているおしりふき。そうだよね~、楽しいよね~、やられたぁ!
続いて、かおりんさん。2人目が生まれて余裕がなかったころ、食事が遅いなどささいなことで長女をしかっていました。おとなしく聞き分けの良い長女から「お母さんは、私を怒るために生んだの?」と目に涙をためて言われた時、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

ひとつひとつのエピソードにご家族の想いを感じました。この中から、CMとなるエピソードを選びました。

保育士や幼稚園教諭を目指す 福島大学の学生たちは現在4年生、就職活動が秋に向けて本格化します。

■大橋聡子アナウンサー
「先生になるための志望動機など改めて見つめ直している時だと思うので、何かそういうヒントになればいいと思う」

心温まる話や世の中に訴えたいことなど グループに分かれてエピソードを読み解きます。

学生A「本当にこの文が、大好きなの。『このままの素敵なあなたでいて欲しい』って」学生B「そうそうそう」学生C「子どもの頃の感性っていつの間にか失っていくから」

学生D「(子どもの成長が)さみしいんだろうね。やっぱりお母さんも」学生E「さみしいというのも入ったらいいよね。かわいいだけじゃなくて」学生D「そうしたら今の時期がめっちゃ愛おしくなるよね」

親が抱える思いについて、多くの親子と向き合う現役の保育士はこう指摘します。

●郡山どろんこ保育園 保育士 富田海冬さん
「実際に感じるのはお母さん一人で悩みこんじゃうこと、考えこんじゃうことが、やっぱり多いなという印象は受けます。いろんな方が(CMを)見ることによって一緒になって協力して子育てしていこうよっていう気持ちになったら嬉しいなって思います」

「みんなで子どもを育むメッセージ」をどう発信するか。真剣に話し合い学生たちが選んだのは…

●メッセージチームの学生 学生E「子どもがレジ横にあるお菓子を取って取ってって言ってるんですけど、お母さんは手がふさがっているので取れないという状況になります。その時に、後ろにいたおばあちゃんが取ってあげて…」

手一杯になっているママを周りの人が助けるエピソードや。

●スマイルチームの学生 学生D「ママにぱんぽこあげる!」学生F「ぱんぽこじゃなくてたんぽぽなのに~」

かわいい言い間違いを通して感じる成長、

●ハートチームの学生 学生C「子どもが玄関先とかでつぼみに読み聞かせをしたら(花が)咲いた」

子どもの純真な思いを描いた話の3つです!

想いのつまった子育てエピソードを形にしていきますここからどう15秒の人形劇にするかプロの劇団の手を借りて仕上げていきます。秋にまた進捗をお伝えします。
そして、22日の福島民友の子育て特集は「夏休みを元気に過ごすポイント」についてです。こちらもぜひご覧ください。以上、ふくしま子育て応援隊でした。