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福島市の公共施設でまたレジオネラ属菌検出…7月上旬には温浴施設でも検出

2024年7月18日 18:59
福島市の公共施設でまたレジオネラ属菌検出…7月上旬には温浴施設でも検出

福島市の複合施設で基準を超えるレジオネラ属菌が検出されたことが分かりました。

市によりますと、レジオネラ属菌が検出されたのは「音楽堂、働く婦人の家、勤労青少年ホーム」が入る複合施設です。

年に1度実施する空調装置の検査を16日に実施したところ、水を使って暖かい空気を冷却する装置(冷却塔)2台から、基準を超えるレジオネラ属菌が検出されたということです。1台は基準の22.8倍、もう1台は基準の9.7倍で、市は今後清掃と消毒を実施する予定です。

また、施設は運営を続けますが、再検査による安全性が確認されるまでは、空調装置の使用を停止することにしています。

福島市では7月上旬にも、市内の温浴施設でレジオネラ属菌が検出されたばかりです。

厚生労働省によりますと、レジオネラ属菌は自然界に生息している細菌で、感染すると、全身倦怠感・頭痛・食欲不振・筋肉痛などの症状に始まり、咳や38℃以上の高熱などが現れるレジオネラ症を発症する場合があるということです。ヒトからヒトへの感染はないとしています。