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富樫縫製が雇用調整助成金約1億円を不正受給か 社長ら2人詐欺容疑で送検・福島県 

2025年1月28日 17:13
富樫縫製が雇用調整助成金約1億円を不正受給か 社長ら2人詐欺容疑で送検・福島県 

二本松市の縫製会社が新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金1億円あまりを不正に受けていたことがわかりました。

福島労働局によりますと、不正受給をしたのは二本松市の富樫縫製です。2022年2月から翌年の4月にかけ、新型コロナの影響で休業したなどと偽り、雇用調整助成金合わせて1億168万円を受け取りました。

富樫縫製は不正受給を認め、全額返還するとしたものの、まだ返していません。

警察はこのうち約1600万円をだまし取った疑いで、社長の冨樫三由容疑者(76歳)と経理担当のアルバイト従業員遠藤里美容疑者(68歳)を1月27日に逮捕し28日に送検しました。

警察は2人の認否を明らかにしていません。

最終更新日:2025年1月28日 17:13