福島第一原発の処理水放出で空になったタンク解体へ 東京電力が7月から準備作業開始
東京電力は、処理水の海洋放出により、空になったタンクの解体に向けて7月から準備作業を始めます。
福島第一原発にたまる処理水について、東京電力は2023年8月から海への放出を始めていて、これまでに約4万6800トンを放出しています。
その放出を終え、空になったタンクについて、東京電力は2025年1月から解体に着手する方針で、7月から準備作業を始めます。
解体するのはタンク21基で、2025年度末までの完了を目指しているということです。
解体によって確保できる敷地には、取り出した核燃料・デブリを保管する施設を建てる予定です。
また、東京電力は、6月28日から2024年度3回目となる処理水の海への放出を始めます。