記録的な大雪となっている会津では、除雪した雪の処分先を確保するため、臨時の雪捨て場を増やして対応しています。

10日朝の会津若松市です。雪の降り方は弱まりましたが降り積もった雪で足元が悪いなか通勤・通学をする人の姿がありました。
■街の人
「犬の散歩で毎日、朝でるものですから、出てますけど足元悪くて私は、もう何十回も転びました」

会津各地では記録的な大雪に見舞われていて、除雪作業や雪の処分先の確保が課題となっています。

福島県は会津の17市町村と天栄村に災害救助法を適用し除雪体制を強化しているほか、会津若松市ではグラウンドや県立病院跡地を雪捨て場として順次開放する計画です。

そして会津若松市や会津坂下町では集中的な除雪が行われています。
10日は中通りの建設会社からトラック14台と20人が応援として派遣されました。
午前9時半ごろから除雪車で雪をダンプカーに詰め込み、雪捨て場まで運んだということです。福島県が協定に基づき応援を依頼しました。

■須賀川から応援に来た人
「すごいですね。あっちでは想像できないです」
■会津若松建設業協同組合 小野太成さん
「これだけ雪が降り続くのは、ここ数年なかったのでびっくりしている。応援来ていただいたことで仕事は進んでいますので、引き続きこのような体制でご協力いただければと思います」