「誠に申し訳ございませんでした」相馬地方広域消防本部の幹部13人を処分 福島
相馬地方広域消防でパワーハラスメントがあった問題で、新たに消防職員13人が懲戒処分されました。
■南相馬市 門馬市長
「ハラスメントの撲滅に徹底して取り組んでまいります。誠に申し訳ございませんでした。」
職場内で発生したパワハラ行為に対して、適切な指導監督をできていなかったなどとして、減給や戒告、訓告の懲戒処分を受けたのは相馬地方広域消防本部のトップである五賀 和広消防長を含む、13人の幹部職員です。相馬地方広域消防ではおととし12月から先月まで第三者委員会によるパワハラ問題の調査が行われ、これまでに23人の消防職員が懲戒処分を受けています。19日の会見では南相馬市の門馬市長や五賀消防長などが一連の問題を謝罪し、再発防止対策として、ハラスメントに関する通報・相談窓口を常設し、定期的なアンケート調査を実施するほか、職場環境改善について議論する会議を開催するなどとしています。