陸上自衛隊福島駐屯地の隊員2人を懲戒処分 酒気帯びの状態で運転、部下に性器や性行為に関する発言
陸上自衛隊福島駐屯地は、30日、自衛隊員2人を懲戒処分にしたことを公表しました。
陸上自衛隊福島駐屯地によりますと、50歳の1等陸曹は、2022年11月3日、福島市内で酒気帯びの状態で車を運転し、電柱に衝突し損壊させたということで、停職4か月の処分としました。
また、第44普通科連隊に所属する50代の自衛官が、2022年3月ごろから9月ごろまでの間に、休暇前の服務指導で複数の部下に対し、性器や性行為に関する発言をして不快にさせたとして、減給10分の1(1か月)の処分としています。
2件とも2年前の事案で、処分に時間がかかったことについて、陸上自衛隊福島駐屯地は「厳正な処分のための調査と手続きによるもの」と説明しています。
また、2人の懲戒処分については、「重く受けており、指導及び教育を徹底する」などとコメントしています。