熊による被害が多発していることを受け、国は熊を「
指定管理鳥獣」に追加しましたが、捕獲できる狩猟者の課題を抱えています。
県警によりますと、2024年の熊の目撃件数は4月15日時点で33件と、2023年の同じ時期の3倍に増えています。
国は被害を防ぐため、熊を、捕獲費の一部を支援する「指定管理鳥獣」に指定しました。
しかし、
福島県内では1981年度に1万8000人程いた
狩猟免許を持つ人が、2021年度には5800人程に減り、その内の69%が60歳以上と高齢化が課題となっています。
■県猟友会・芥川克己会長
「ほとんど若手がいない、現場に出るのは年配者」
狩猟者の育成も切迫した課題です。