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2号機デブリ試験取り出し中断…カメラの復旧作業続く 福島

2024年9月18日 10:45

装置のトラブルで中断している福島第一原発2号機の燃料デブリの取り出しについて、東京電力は復旧作業を続けています。

東京電力は9月10日から2号機で溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の試験的な取り出しに着手しましたが、17日に取り出しに使う釣り竿装置に付けたカメラの映像が映らなくなるトラブルが発生し、作業は中断しています。

東京電力は、カメラにつながる配線の確認など復旧作業を続けていますが、18日午前7時の時点で装置のトラブルは解消されていません。

東京電力によりますと、カメラが復旧するまでは燃料デブリの採取は難しく、作業再開の見通しも立っていないということです。

最終更新日:2024年9月18日 12:04