福島第一原発の
燃料デブリの試験的な取り出しに向け、
東京電力はデブリをつかむ確認作業に入りました。
2号機の燃料デブリの試験的な取り出しは、9月10日から始まり2週間ほどかけて最大3グラム取り出す計画です。
東京電力によりますと、9月13日は作業に使う5本のパイプを接続し、原子炉格納容器内部に入ったデブリの取り出し装置をさらに中へ押し込んで、装置を伸ばす目標地点に到達しました。
14日は午前6時頃から取り出し装置の動作や操作用カメラを確認し、装置を格納容器の底に垂らす作業を試験的に行いました。
東京電力は、早ければ9月17日にも装置でデブリをつかむ作業を試みたいとしています。