福島空港の県発注工事を巡る談合事件で執行猶予付き有罪判決です。

公契約関係競売入札妨害の罪などで判決を受けたのは福島県職員の福田等被告らと（51）須佐洋介被告（43）、志賀建設元社員の緑川家司被告（70）ら3人です。

福田被告らは福島県が発注した福島空港の道路整備工事で設計金額を緑川被告に漏らしました。

福島地裁郡山支部の下山洋司裁判官は「一般競争入札の公平さを害した影響は大きい」としながらも、3人に前科が無く反省しているとして福田被告らに懲役10か月執行猶予3年、緑川被告に懲役1年執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。