「大きなターニングポイントの年」東電小早川社長が年頭の挨拶
東京電力 小早川智明社長
東京電力の小早川智明社長はことしも福島第一原発で年頭の挨拶を行いました。
第一原発の廃炉について小早川社長は「ことしは燃料デブリの本格的な取り出しに向けた工法の具体化など大きなターニングポイントの年」と述べました。その上で、「現場レベルで信頼関係を築き『ワンチーム』で取り組むよう」社員に求めました。また、立場の違いを暗示するとして工事を請け負う企業に使ってきた「協力企業」という呼び方をやめ、「立場を超えて意見を出し合い対等な関係を築くことができるチーム」を目指していく考えを示しました。福島第一原発ではこの春、2回目の燃料デブリの取り出しなどが予定されています。
最終更新日:2025年1月6日 14:44