2023年9月にいわき市で発生した豪雨災害について、専門家らの検証チームが調査結果を報告しました。

この豪雨災害で1人が亡くなり、1700棟以上が浸水するなどの被害を受け、いわき市は東北大学などの専門家による検証チームに調査を依頼していました。

3月28日に報告された調査結果で、検証チームは内郷内町などで雨水の排水が追いつかず、水があふれる内水氾濫が起きたほか、所有者不明の「勝手橋」に流木などが引っ掛かり、川から水があふれたと分析しました。

これを受けて市は、河川の氾濫を検知するためのセンサーの設置や、監視カメラの増設などを計画しています。