【Uターンラッシュでも気を付けたい高速道路の“迷惑行為”】「ずっと追越車線」「あおり運転」「困らせ駐車」「いきなり車線変更」などなど…そもそも危険です!
ゴールデンウイークは後半に突入。これから観光地などから自宅に帰る人で様々な交通機関の混雑が予想されています。特に多くの人が利用するのが高速道路ですが、利用者が多くなると出てくるのが“迷惑行為”。家族で作った楽しい思い出を台無しにしないためにも、高速道路の迷惑行為にご注意ください。(※この記事は4月27日に配信した記事をリライトしたものです)
マナーを守らない人にはわりと厳しいというネクスコ東日本の「マナーティ」が登場する「高速道路のマナーBOOK」から代表的な迷惑行為をご紹介します。
まずは、「迷惑ハイビーム」。トラックなどの車高の高い車にとってはちょうど運転席に光が当たりとてもまぶしい状態に。先行車、対向車がいるときはヘッドライトを下向きにしましょう。
続いては、「ずっと追越車線走行」です。前の車を追越しても、ずっと追越車線を走行していては、後方の車が詰まってしまう恐れがあります。
十分に車間距離確保をしてから走行車線に戻ることが大切です。
冷や冷やした経験がある方も多いかもしれません。「燃料ノーチェック」です。高速道路ではすぐに給油ができません。ガス欠による事故も起きていて、とても危険です。高速道路に乗る前に燃料の残量をチェックしましょう!一緒にタイヤの空気圧のチェックをするのもいいですね。
続いては、大きな社会問題となった「あおり運転」。イライラ運転は思わぬ大事故につながる恐れがあります。十分な車間距離をとりましょう。
そして、こちらも少なくありません。「困らせ駐車」です。駐車マス以外の駐車は周りの車の走行を邪魔してしまい、トラブルの原因になるおそれもあります。
こちらも、よく見かける行為、「いきなり車線変更」。急な車線変更はとても危険です。バックミラーや目視で安全を確認し、ゆとりをもって車線変更しましょう。他の車を気遣う余裕を持つことが大切です。
これは、その場に遭遇したらとってもショッキングで怒りすら覚えるかもしれません。「走行中ポイ捨て」。時速100キロメートルほどで走行する車が行き交う高速道路上では小さなゴミでも大変危険です。事故の原因にもつながるので絶対にやめてください。そもそも、ゴミはきちんと持ち帰りましょう。
そして、ゴールデンウイークのこの時期は駐車場が満杯状態にあることがよくあります。そこでよくあるのが「サイズ違い駐車」です。サービスエリアなどの駐車場では大型車と普通車などサイズに合わせた駐車スペースが確保されています。大型車のスペースに普通車が駐車するのはNG、逆もまたしかりです。
意
このほか、サービスエリアでは、身障者用の駐車スペースに、対象者ではないドライバーが駐車していたり、喫煙スペース以外での喫煙や歩きたばこなどの迷惑行為も挙げられています。
最後に最も気を付けて欲しいのは、居眠り運転です。旅行となると長時間の運転が多くなりがちです。十分な睡眠、2時間に1回の休憩、サービスエリアなどでの仮眠など、万全の対策を心掛けて、みんなが楽しいゴールデンウイークにしましょう。