いよいよ受験シーズン… 広島県の高校入試は全国的にも珍しい 2022年度から始まった「自己表現」とは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。馬場のぶえアナウンサーのテーマは「子育て」や「福祉」。今回は、2022年度から大きく変わった「高校入試」についてお伝えします。
2022年度から変わった高校入試
2022年度から、広島県の公立高校入試が変わったのをご存じでしょうか?一番大きな変化といえるのが、「自己表現」という新たな検査が加わったことです。面談形式で行われて、自分のがんばってきたことや、将来への希望をアピールします。今までは2日間で学科試験でしたが、1日目に学科試験、2日目に自己表現となります。自己表現を受験生全員に課すのは、全国的にも珍しいことです。自己表現の導入から、広島県の教育、子ども達がどう変わってきているのかをお伝えします。
広島県の高校入試
広島県の公立高校の多くは、自己表現と5教科の試験(学力検査)と中学時代の成績(調査書)3つの合計で判断します。まず、「特色枠」という各学校が決めた学力検査、調査書、自己表現の比重で、合否を決めます。ここで不合格になった生徒は、「一般枠」という、学力調査6:調査書2:自己表現2の比重で選抜されます。自己表現が2割を占めています。
自己表現の検査では、自分はどういう人間かを認識する力、自分の夢や希望を自分で決める力、それらを人に伝えて表現する力の3つを見られます。
教育委員会は、2022年に行った入試改革を検証し、その結果を8月に発表しました。受験をした生徒からは、自己表現について、9割以上が「自分なりに表現できた」と答えています。自分を再認識できた、自分を見つめ直すきっかけになったということです。一方、5教科の勉強に加えて、自己表現の準備、負担が大きいという声もありました。
高校からは、普通の面接と比べて、多彩な表現で、受験生の個性を見みられたと評価しましたが、3つの力が大切なのは理解できるが、入試で評価するのは難しいのではという声もありました。教育委員会は、2022年度の自己表現を基に、各高校で意見交換を行い、評価する側の研修を行うことで、より公平・公正な評価に繋げていきたいと話しています。