連合広島が決起集会「物価高上回る賃上げの実現を」 春闘の交渉に向け
県内最大の労働団体・連合広島は2日、春闘の交渉に向け決起集会を開き、物価高を上回る賃上げの実現を訴えました。
広島市内で開かれた集会には、県内の企業で働く組合員などおよそ2000人が参加しました。連合広島は今年の春闘で定期昇給分を含めて、5%以上の賃上げを求めています。
■連合広島 大野真人会長
「昨年を上回る賃上げの流れができていると受け止めています。社会全体に賃上げの動きを広げなければなりません。」
集会では物価の上昇で生活が苦しさを増しているとして、物価高を上回る賃上げの実現を訴える決議を採択しました。連合広島によると、県内の86の労働組合が平均で月2万円あまりの賃上げを要求しています。
【2024年3月2日】