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川からPFAS検出 国の指針値の最大11.6倍 井戸水を飲まないよう呼びかけ 広島県福山市

2025年2月21日 19:07
川からPFAS検出 国の指針値の最大11.6倍 井戸水を飲まないよう呼びかけ  広島県福山市

広島県福山市北部の加茂町を流れる川で、国の指針値の最大11.6倍の有機フッ素化合物が検出され市は周辺の住民に井戸水を飲まないよう呼びかけています。

有機フッ素化合物=PFASが検出されたのは、福山市加茂町を流れる深山川の4つの地点です。
市によると、国の研究機関が2022年から1年間調査した結果、国の指針値の3.4倍から11.6倍のPFASが検出されました。
PFASは、発がん性などが指摘されています。

■周辺住民
「それはびっくりした。沸かして飲んでもいけないと言われたから」

市は、周辺の約15世帯に井戸水を飲まないよう呼びかけているほか、希望した住民には飲料水を届けたり、健康調査を行います。一方、水道水に影響はないとしています。
【2025年2月21日放送】

最終更新日:2025年2月21日 19:07