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【衆議院選挙・広島6区】自民党の前職に野党の新人2人が挑む

2024年10月18日 20:50
【衆議院選挙・広島6区】自民党の前職に野党の新人2人が挑む
衆議院選挙は投開票まで10日を切りました。福山市が対象の広島6区では、自民党の前職に野党の新人2人が挑みます。

広島6区に立候補したのは、自民党・前職の小林史明候補。共産党・新人の重村幸司候補。立憲民主党・新人の井上信也候補の3人です。福山市が対象の広島6区。旧広島7区をそのまま引き継ぎ、有権者は約37万6千人です。

■自民・前職  小林史明候補
「しっかり投資を後押しすれば、 まだ私たちの街は、私たちの国は成長できる。そしてその先に、一人一人の暮らしがよくならなければいけない。暮らしと経済の好循環を作っていく」

自民党の前職・小林史明候補です。大企業の利益を中小企業へ回すための価格転嫁対策や、仕事を効率化するための規制改革などを訴えます。5期目を目指す選挙戦は、自民党の裏金問題への逆風が吹く中での戦いです。

■自民・前職  小林史明候補
「やはり政治と金の問題で有権者と政治の距離が離れてしまっていると思う。一人でも多くの方の近くに会いに行く選挙戦をやっていきたい」

共産党の新人・重村幸司候補は「二度と日本に戦争させない」と訴え、2度目の立候補を決めました。

■共産・新人  重村幸司候補
「79年間続いてきた平和国家、人間社会の当たり前のこの姿を子どもたちにも伝え、そして世界にも広げていく。この立場で全力で頑張っていく」

重村候補が日々の街頭演説で訴えるのは、消費税の廃止と労働環境の改善です。

■共産・新人  重村幸司候補
「人間が平和のうちに、希望を持っていきいきと生きていける。この国の姿をご一緒に守っていこうではございませんか」

■立憲・新人  井上信也候補
「おはようございます!」

大学時代、箱根駅伝に3度出場した経験を持つ、立憲民主党の新人・井上信也候補です。選挙区を走って回り、支持を呼びかけます。

■立憲・新人  井上信也候補
「その辺の歩いている普通の方の意見が聞けるのは、いいなと思っている」

訴えるのは、裏金問題を受けた政治改革や、経済の立て直しです。

■立憲・新人  井上信也候補
「今の政治は危機的な状況だと思っている。(自民党の)裏金問題や物価高の問題や統一教会の問題、すべて先送り」

三つ巴の論戦が続く広島6区。審判の日は10月27日です。

【2024年10月18日 放送】
最終更新日:2024年10月19日 11:13