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「過失はなかった」 保育園児が川で溺れて死亡した事故の裁判で被告の広島市が主張

2024年9月24日 18:35
「過失はなかった」 保育園児が川で溺れて死亡した事故の裁判で被告の広島市が主張

2022年、園児が川で溺れて死亡した事故の裁判で広島市側は「過失はなかった」と主張しました。

事故は2022年4月、広島市西区の市立保育園で5歳の男の子が行方不明になり、近くの川で溺れて亡くなったものです。男の子の両親は、建物の構造や保育士の体制に問題があったとして広島市に損害賠償を求めて提訴しています。

24日の弁論準備手続きで広島市側は、施設の構造について「園児が簡単に外に出られない高さだった」と主張。また、保育士の体制については「法定基準を満たす配置を行っていた」として、「過失はなかった」と訴えました。また、「園の外にでることが川で溺れることにつながると予見することは困難」として因果関係を否定しました。

【2024年9月24日 放送】

最終更新日:2024年9月25日 17:34