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第2次「黒い雨」訴訟の原告が64人に 当時胎児だった男性を含む18人が追加で提訴 広島

2024年9月24日 18:19
第2次「黒い雨」訴訟の原告が64人に 当時胎児だった男性を含む18人が追加で提訴 広島

原爆投下直後に降った黒い雨を巡る裁判で、当時胎児だった男性を含む18人が広島市などを追加で提訴しました。

第2次「黒い雨」訴訟は24日、18人が追加で提訴し、原告団は64人になりました。新たに加わったうち、70代の男性2人は現在の廿日市市津田で妊娠中の母親が黒い雨を浴びたことによる胎内被爆を訴えています。

2015年からの「黒い雨」訴訟に胎児だった人が加わるのは初めてです。一方、黒い雨による胎内被爆の認定には母親が11種類の障害を伴う疾病にかかった診断書などが必要なため、原告側の弁護士は「親が亡くなっていると証明が困難」として要件の緩和を目指していくとしています。

【2024年9月24日 放送】

最終更新日:2024年9月25日 17:37