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広島都心部の新生パセーラに水族館が誕生!? 中国地方初出店・シェア型フードホールとは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

2025年3月10日 15:10
広島都心部の新生パセーラに水族館が誕生!? 中国地方初出店・シェア型フードホールとは!?【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島市内に都市型の水族館がオープン予定です。どのような水族館なのでしょうか。

都市型水族館は、広島市中区のそごう広島店新館跡地に誕生する予定です。周囲には、多くの観光客が利用するエディオンピースウイング広島の『HiroPa』、広島城や原爆ドームなどがあります。

旧そごう広島店新館は、2023年8月末に29年の歴史に幕を下ろしました。管理を担当するNTT都市開発が、跡地に体験型アミューズメント施設の誘致を検討してきたところ、広島市で、現在は唯一となる都市型水族館をオープンさせると発表しました。

その旧そごう広島店新館と現在のパセーラを合わせて、商業施設「新生パセーラ」が誕生します。

コンセプトは「広島都心部での過ごし方を変える」で、買い物や食事の前後に気軽に立ち寄れる空間として、リラックスしながら生き物たちの躍動感を身近に感じられる場所になりそうです。

広島市内の水族館といえば、広島市西区にあったマリホ水族館でしたが、2024年の12月に惜しまれながら7年の歴史に、幕を下ろしました。

現在、広島市から水族館へ出かけるとなると、宮島水族館、島根県の県立しまね海洋館アクアス、山口県下関市の市立しものせき水族館海響館、香川県の四国水族館がありますが、いずれも車や公共の交通機関などで1時間以上を要します。

新生パセーラの水族館は街中にできることで、広島駅からの所要時間は、およそ20分です。また、展示される生き物の種類や数は、まだ発表されていませんが、2025年秋以降にオープン予定のため、詳細が随時明らかになるということです。

そして、新生パセーラ6階には、中国地方初出店の施設「シェア型フードホール」が誕生します。「シェア型フードホール」とは、見た目は1つのレストランですが、いくつかの店舗が営業できる広さのキッチンとホールがあり、厨房設備や客席、スタッフを複数の料理人で共有しながら営業する飲食店です。利用客は席に座ったまま、様々なお店のメニューを注文することができます。

250席ある「シェア型フードホール」が入る6階は、リーガロイヤルホテル広島やバスセンターとつながる連絡通路が通る場所で、多くの利用者の往来が予想されます。およそ10店舗が入る予定で、現在募集中です。広島に関連した食事や酒の提供も予定しています。こちらも水族館と同様、秋以降のオープンです。

現在営業中のパセーラ6階の屋上スカイパティオは、2024年春に広島城やピースウィング広島を一望できる、開放的な屋上庭園に生まれ変わりました。大型ビジョンも設置されており、2024年のドラゴンフライズの開幕戦や、2025年2月に、サンフレッチェ広島が優勝したスーパーカップのパブリックビューイングが行われました。3月も、ドラゴンフライズやサンフレッチェ広島レジーナの試合のパブリックビューイングが開催されます。

都市型水族館には、広島ならでは・瀬戸内ならではのものが展示されるかもしれません。広島を訪れたからこそ体験できる場所として、期待が寄せられます。

最終更新日:2025年3月10日 15:10