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エディオンピースウイング広島 試合もグルメもグッズも「ぶちあつ!」だったサカスタ元年【アナたにプレゼン・テレビ派】

2024年12月26日 0:00
エディオンピースウイング広島 試合もグルメもグッズも「ぶちあつ!」だったサカスタ元年【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。今回プレゼンするのは、木村和美アナウンサー。「エディオンピースウイング広島」の1年と、2025年の動きについてお伝えします。

2024年に開業したサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」について、指定管理者のサンフレッチェ広島の仙田信吾社長が会見を開きました。

■サンフレッチェ広島 仙田信吾社長
「エディオンピースウイング広島のこの1年を振り返り、そしてサンフレッチェが、この街に新しい感動拠点を作ることができた。」

今シーズンのJ1リーグの試合で、スタジアムを訪れた人数は48万 6579人、1試合平均にすると2万5609人となります。収容率は90%で、リーグトップでした。さらに、女子もWEリーグとカップ戦で来場者が4万8866人で、クラブ最多を更新する記録となりました。試合がない日も合わせると、およそ118万人がスタジアムを訪れ、当初計画していた数を上回る107%を達成しました。

試合観戦の楽しみの1つ「スタジアムグルメ」は、「世界のリーグを食べ尽くせ!」をコンセプトに、世界各国のグルメを提供しています。また、選手とのコラボグルメなどもあり、選手の地元にちなんだグルメや好物など、サポーターに楽しんでもらいたいグルメを取り揃えています。人気グルメトップ3が発表され、見事1位に輝いたのは、下味からこだわった「サンから」の唐揚げでした。2位はかき混ぜると紫色になる夏の時期にピッタリなドリンクの「サンチェスカッシュ」、3位は本場メキシコの味を楽しめる「タコサンチェス」でした。

グルメの他に、新スタジアムと共に楽しみたいのがグッズです。大人気のユニフォームを除く、今シーズンの売上数トップ3が発表されました。1位は「ペンライト」です。細長い型のものと、ドーム型の2種類があり、ナイトゲームではライブ会場のように盛り上がる演出も楽しめたことから、必須アイテムでした。

2位は「広島特産品」です。グッズショップでは、もみじまんじゅうやレモンを使ったドレッシング、ふりかけなどを販売しており、県外から多くののサポーターも購入していると思われます。3位は「タオルマフラー」です。振り回して応援することで、会場が一体感に包まれました。2025年も、2024年に行われた超熱狂ナイトフェスやハロウィンイベントなどが開催される予定とのことです。

そして、被爆80年を迎える2025年に向けて、新たなプロジェクトも発表されました。「ピース」と名前がつくスタジアムにちなんで、世界に平和を発信すべく、世界で愛されるサッカー漫画「キャプテン翼」の作者・高橋陽一さんによる、第2弾の壁画制作が発表されました。3階のコンコース北側に制作予定です。今後もより一層、平和発信を強化したいという思いが伝わってきます。

さらに、来シーズンに選手たちが着用するユニフォームも披露されました。真ん中の紫を基調としたユニフォームが、ファーストユニフォームです。1996年から1999年に着用したタータンチェック柄と、路面電車が走る軌道敷の石畳の風合を感じられます。2025年は、スタジアム開業2年目となります。広島の街と共に、どのように発展していくのか、今後も注目していきたいと思います。そして、 新しいユニフォームでの「ぶちあつ!」な闘いにも期待しましょう!

最終更新日:2024年12月26日 0:00