広島県内295校の公立小学校で卒業式 川根小学校では最後の卒業式
広島県内にある公立小学校の約7割で卒業式があり、多くの児童が門出を迎えました。
「卒業生 入場!」
広島市中区の白島小学校では、保護者や教員らに見守られた84人の児童が思い出のつまった学び舎を巣立ちました、
■女子児童
「あんまりマスクとかしてみんなの表情も見れなくて、でもその分コミュニケーションも増えてから頑張れたかな」
■男子児童
「友達と離れるのは寂しいけど中学校でも友達つくって、みんなで楽しくまた、小学校と同じようにやっていきたい」
19日、卒業式を迎えた県内の公立小学校は全体の7割近い295校です。
一方、たった1人の卒業生を送り出したのは、安芸高田市の川根小学校です。6年生の湧廣歩高さんは、この小学校では最後の卒業生です。
在校生や地元の人が見守る中、正田校長が最後の卒業証書を手渡しました。1876年(明治9年)に開校した川根小学校は、3月31日で148年の歴史に幕を下ろします。卒業生は3200人余りに達します。
「きょう、僕は卒業という節目を迎え、また新たな夢と未来へ向けて歩んでいきます」
残った在校生は8人となり、新学期から統合される高宮小学校に通うことになります。
【2024年3月19日放送】