大雨でアンダーパスが冠水 車の立ち往生どう対応すべきかJAFに聞きました。 広島
今回の大雨の影響ではアンダーパスの冠水が見られました。車の立ち往生を避けるためにはどうすればいいのか、また、万が一の場合にはどう対応すべきかJAFに聞きました。
きのう1時間に30.5ミリの雨を観測した福山市。
各地で道路が冠水したほか、引野町ではアンダーパスが水に浸かり、市の職員が交通整理を行いました。
また、安芸郡海田町では通行止めの際に使用する遮断機を下すことができず、アンダーパスに侵入した車が立ち往生する事態となりました。
自動車に関する業務を行うJAFで注意点を聞きました。
■JAF 広島支部 西原大介さん
「運転してるとですね、特に慣れない道っていうのは水が溜まってるかどうかわからない。なのでやはり普段から車間距離とっていただいて、道路に水が溜まっているようであればですね、もうその手前で停止していただいて、可能であればもう違う道を通っていただく」
また水位に関わらず冠水した道を通ること自体が危険だと指摘します。
■JAF 広島支部 西原大介 さん
「スピードが出てったとき、出てたりするとですね、水をかぶってしまって、そのかぶった水がエンジンの中に入ってしまうと、やっぱ故障の原因にはなりますので一概に何センチまで大丈夫というのはなかなか判断難しいかなというふうに思います」
万が一、車が浸水した場合、窓ガラスをたたき破って外に出るための緊急脱出ハンマーの常備も勧めます。最近ではキーホルダー型のものもあり、いずれも1000円ほどで購入可能で、普段からの備えを強調します。
「水深表示がしてあるアンダーパスなんかもありますので、こういったところはここぐらいまで水が来ると、何センチなんだとわかりますんでね、そういったところを普段から確認しておいていただければ安心なのかなというふうに思います」
【2024年7月2日 放送】