新型コロナ 3週連続で感染者増加 広島市が流行状況を発表
新型コロナの新規感染者が増加傾向にある広島市が流行状況を発表し、3週連続で感染者が増加していることが分かりました。広島市が7月24日に発表した先週1週間の新型コロナの感染者数は1医療機関あたり9.6人で3週連続で増加しています。7月11日には県内の医療体制を確保するための「新型コロナ医療逼迫注意報」が発令されるなど感染状況に警戒が続いています。影響はこんなところにも出ています。
■久保田 栄作 記者
「こちらの薬局では働いている薬剤師がコロナに感染したということで本社から薬剤師が応援にきています」
温品キララ薬局は普段、薬剤師1人で対応しています。換気などの対策は取ってきましたが感染者との接触もあり感染する可能性が高まっています。
■ネクサスグループ 薬局事業部 丹下智裕マネージャー
「患者数も増えているので手伝いにいける薬剤師を確保するのは非常に難しい状況。(感染者は)6月よりだいぶ増えている3倍くらいは増えている」
足りないのは薬剤師だけではありません。
■ネクサスグループ 薬局事業部 丹下智裕マネージャー
「コロナ禍と変わっていない状況痰を切る薬や咳止めは流通が滞っているので店舗によっては入らないところもあります」
人も薬も不足する薬局。このまま感染拡大が進めばさらに窮地に立たされそうです。
【2024年7月24日 放送】