広島・原爆資料館 被爆体験伝承者の講話 館内アナウンスを開始 聴講者数の伸び悩みが課題
原爆資料館は、被爆体験の伝承者による講話を多くの人に聞いてもらおうと、23日から館内放送での案内を始めました。
■館内アナウンス
「被爆体験の体験と思いを受け継いだ伝承者による講話を行います」
被爆体験伝承者による講話は、原爆資料館の東館地下1階で毎日4回実施されています。2023年度は資料館への来館者数が過去最多を更新した一方で、講話は定員に対して空席があり、聴講者数の伸び悩みが課題となっています。
館内アナウンスは講話の15分前に流れ、時間と場所を案内。予約は不要で、無料で聴講できることを伝えます。
■原爆資料館 松浦宰雄 啓発課長
「聞いていただくことでより深く学ぶことができると思いますので、たくさんの人に利用してもらえればと思います」
(2024年8月23日放送)