地球平和監視時計をリセット 米・臨界前核実験に抗議
アメリカによる「臨界前核実験」に抗議し、原爆資料館の「地球平和監視時計」がリセットされました。
「地球平和監視時計」は、世界で最後におこなわれた核実験からの日数を示しています。
今月14日のアメリカによる核爆発を伴わない「臨界前核実験」の実施に抗議し、19日、原爆資料館が時計をリセット。
「最後の核実験からの日数」が976日から「5日」に切り替わりました。
■原爆資料館 石田芳文 館長
「核兵器の廃絶を訴えてきた被爆者の方々広島の思いを踏みにじる行為であり強い憤りをおぼえています」
■資料館を訪れていたドイツ人観光客
「アメリカが再び核実験をしたと聞いて驚いた鳥肌が立った」
「地球平和監視時計」の日数の切り替えは29回目です。
【2024年5月19日 放送】