タクシー運転手にハサミを突きつけ、現金を奪った男に「懲役5年」の判決 広島
ことし6月、広島市内で、タクシーの運転手にハサミを突きつけ、現金を奪った罪などに問われた男に、広島地裁は「懲役5年」の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、広島市西区 41歳 無職の男です。判決によると、男はことし6月、広島市東区で、乗車していたタクシーの運転手にハサミを突きつけ、現金およそ1万2000円を奪うなどしました。
きょうの判決で、広島地裁の後藤有己裁判官は、「生活に困窮し、刑務所に入りたかったにも関わらず、奪った金をパチンコなどに消費し他者への迷惑より自己の欲求を優先している」と指摘。一方で、「交番へ自ら出頭するなど反省している」として、懲役7年の求刑に対し、懲役5年の判決を言い渡しました。
【2024年11月26日 放送】
最終更新日:2024年11月26日 16:35