三笠宮妃百合子さま「斂葬の儀」 彬子さま涙見せられる場面も
101歳で亡くなられた三笠宮妃百合子さまの本葬にあたる「斂葬の儀」が、東京・文京区の豊島岡墓地で行われました。
百合子さまの柩は、午前9時半ごろ豊島岡墓地に到着し、喪主を務める孫の三笠宮家の彬子さまや、高円宮妃久子さま、親族らに伴われ、ゆっくりと葬場へ移されました。
午前10時からの「斂葬の儀」には、秋篠宮ご夫妻や天皇皇后両陛下の長女・愛子さまなど皇族方が参列されたほか、石破首相らおよそ500人が出席しました。喪主の彬子さまに続き、皇族方も拝礼されました。天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻は儀式には参列されず、侍従長らが代理で拝礼しました。
ゆかりのある人の拝礼が続く中、彬子さまが涙を見せられる場面もありました。その後、正午ごろから一般の拝礼も始まりました。
一般参列者「ご子息様3人とも早くお亡くなりになられて、どんなにおつらい気持ちだったのかなと思う反面、いつも華やかな、国民に対しては笑みを忘れないで励ましていただいたような」
百合子さまの柩は午後1時半ごろ、都内の斎場に向け出発しました。火葬された後、夕方豊島岡墓地の墓所に納骨されます。