三笠宮妃百合子さま「斂葬の儀」 皇族方、石破首相ら約500人参列
今月15日に101歳で亡くなられた三笠宮妃百合子さまの本葬にあたる「斂葬の儀」が、東京・文京区の豊島岡墓地で行われています。
葬場で百合子さまをしのび、斂葬の儀がしめやかに行われています。午前の儀式は終わり、このあと一般の方の拝礼が行われます。
百合子さまのご遺体が納められたひつぎは26日午前9時ごろ、三笠宮邸を後にしました。車列が皇居の前を通る際は、宮内庁の職員およそ300人が拝礼し見送りました。午前9時半ごろ、豊島岡墓地に到着すると、ひつぎは喪主を務める孫の三笠宮家の彬子さまや、高円宮妃久子さま、親族らに伴われ、ゆっくりと葬場へ移されました。
午前10時すぎからの儀式には、秋篠宮ご夫妻や天皇皇后両陛下の長女・愛子さまなど皇族方が参列されたほか、石破首相らおよそ500人が出席しました。百合子さまの生前の業績などが読み上げられたあと拝礼が始まり、喪主の彬子さまは真っすぐ前を見て進み、真榊をささげ深く頭を下げられました。その後、秋篠宮ご夫妻や愛子さま、佳子さま、悠仁さまなど皇族方が拝礼されました。天皇皇后両陛下は慣例により儀式には参列されず、侍従長らが代理で拝礼しました。
この後、百合子さまのご遺体は都内で火葬され、豊島岡墓地の墓所に納骨されます。