呉・江田島などで震度4 住宅の塀が倒れる被害
17日夜の豊後水道を震源とする地震では広島県内で最大震度4を観測し、住宅の塀が倒れるなどの被害が出ました。
■広島市内に宿泊していた人
「10階だったので結構揺れた。船に乗っているみたいなゆっくりとした横揺れだった」
■広島市在住の人
「立って食器棚を押さえていた。ゆれましたね」
4月17日午後11時14分頃、豊後水道を震源とする地震があり広島県内では呉市と江田島市などで震度4、広島市などで震度3を観測しました。
山陽新幹線は地震発生直後から12分間、三原~徳山間で運転を見合わせました。5本の列車に最大13分の遅れが発生し、約600人に影響が出ました。
■渡邊洋輔リポート
「午前0時7分のJR広島駅です。地震が発生した影響で電車に遅れが発生しています」
JR広島駅では乗客などに混乱した様子は見られませんでしたが、在来線で最大10分程度の遅れが発生しました。
一夜明け、県内での被害が明らかに。呉市の両城では、民家のブロック塀の一部が崩れました。けが人はいないとのことです。
■付近の住民
「異物が見えたので何かなと思って下りてきたら、これが全部落ちていて、ここまできていた。道路をふさぐくらい」
また、広島市では40代の女性が頭に軽傷を負ったほか、70代の女性が舌を噛んで出血するケガをしました。
(2024年4月18日放送)