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厳しい残暑で「彼岸花」に異変 広島県福山市

2024年9月18日 18:37
厳しい残暑で「彼岸花」に異変   広島県福山市

広島県内は各地で厳しい残暑が続いています。9月18日の最高気温は府中市で35.9度、福山市で35.1度を記録するなど県内4地点で猛暑日となりました。

■京都から訪れた人
「すごい暑いなと思って、直射日光がすごい」
■広島市民
「(暑さに)もうついていけない。もう彼岸がくるもんね、昔は暑さ寒さも彼岸までだった」

9月19日は秋の「彼岸の入り」ですが、この暑さは今の時期に見ごろを迎えるはずの植物に影響を与えています。

■大江 芳樹 記者
「例年この時期、こちらの斜面一面に彼岸花が咲き誇りますが今年はほとんど咲いていません」

福山市神辺町の公園では例年、彼岸の時期にあたる9月中旬から下旬にかけておよそ23万本の彼岸花が見ごろを迎えます。しかし2024年は最低気温が20度前後まで下がらないため、開花は9月末ごろからになるといいます。

■堂々公園の彼岸花育てる中山晋一さん
「彼岸の時に咲いてもらうのが一番ありがたいんだけどなかなかね。これだけの暑さになると花も生き物ですから」

気象台によるとしばらく雨が続きますが、厳しい残暑は少しずつやわらいでいく見込みです。

【2024年9月18日 放送】

最終更新日:2024年9月18日 18:37