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現金を奪い民家に放火の疑い 男(29)を逮捕 広島市西区の火災 

2024年10月30日 20:37
現金を奪い民家に放火の疑い 男(29)を逮捕 広島市西区の火災 

ことし7月、広島市西区の民家に押し入り現金を奪った上、火を放ったとして神奈川県に住む29歳の男が逮捕されました。

強盗殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、神奈川県に住む無職の男(29)です。警察によると男はことし7月28日、広島市西区井口明神の80代の夫婦が住む家を訪れ、2人に睡眠作用のある薬物を服用させて意識をもうろうとさせた上、家に火を放ち現金約2600万円などを奪い取った疑いです。男は調べに対し「今は話したくありません」と話しているということです。男は事件当時、広島で営業職をしており、顧客だった被害者夫婦の家を何度か訪ねたことがあったということです。火事は約1時間半後に消し止められ2階の一部を焼損しました。夫婦にケガはありませんでしたが、現金がなくなっていたことに気づき事件が発覚しました。捜査の過程で火事の前後に訪問者が他にいなかったことから男が容疑者として浮上。被害者夫婦との間にトラブルはなかったということで、警察は金目的の犯行とみて捜査しています。
(2024年10月30日)

最終更新日:2024年10月30日 20:37