【中継】あす原爆の日 平和記念式典が行われる平和公園は入場規制や手荷物検査を実施
広島は6日、原爆投下から79年を迎えます。
平和記念式典が行われる平和公園には、祈りをささげる姿が見られました。
広島市中区の元安川沿いにある「原爆犠牲ヒロシマの碑」では慰霊祭が行われ、小学生から高校生などおよそ170人が参加しました。そして被爆者の松本滋恵さんの体験を聞くなどしました。
原爆慰霊碑にも祈りを捧げる人の姿がありました。
■愛知から来た人
「あしたなので、日付はずれてしまうけれどご冥福をお祈りする形で」
■兵庫から来た親子
「小さいころからこどもたちにも教えているんですけど、ここに来るたびに、いまなんて平和なんだろうと思いますね」
三次市では、6日の式典で慰霊碑に供える菊の花の摘み取りです。
三次市立河内小学校の5年生と6年生の7人が育てたおよそ200本を摘み取りました。
■児童
「世界中が戦争がなく、平和になって楽しく過ごせるようになってほしいという思いで菊を捧げたい」
今年、式典会場周辺では大きな変化があります。
去年、原爆ドーム周辺で起きた衝突事故を受け、式典時間帯での入場規制の範囲が広がりました。
午前5時~9時まで入場を規制し、範囲が拡大します。
入場規制の時間帯には、6か所で手荷物検査が行われます。
一方で、午前5時~7時までは決められたルートで慰霊碑を参拝することが可能です。
その際は手荷物検査は必要ありません。
これまで平和公園内で行われていた慰霊行事は、許可を得た団体に関しては可能です。
その際も手荷物検査は必要です。
広島市はいずれも式典を円滑に行うための措置だとしています。
【2024年8月5日放送】